右弐の日記   ※2008年より、この日記内にはゲーム・映画・小説等の、ストーリーに関するネタバレ記述はありません

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 色分け凡例 :  ドラクエ・ゲーム ←中間→ 情報処理 ←中間→ リアルライフ ←中間→ ドラクエ・ゲーム

先日の日記補遺。
第2回将棋電王戦のページに、米長さんの10分程度のコメント動画があったことに気付き、見てみた。すごいなあ。
羽生さんの動画も見た。なんか見えてるもんが違うなあ。残りの人も、1日1本ずつ見てみよう。
これであと3日は回る(何が?)
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おすすめ連射パッド(PS2用)で紹介した、新しい連射アダプタ。Amazonあと在庫1点か。ちなみに今は「新greed堂」という店が取り扱っているようで、僕もここから発送されてきましたが、箱には商品の他に、自作の製品マニュアルがついてきました。製品付属のマニュアルが英語かつ簡潔すぎるための配慮のようで、A4が2枚。ゲーム機器に対する愛が感じられました。こういういい仕事ができるといいなと思いました。

第2回将棋電王戦。ニコニコ生放送で観戦。これのためだけにプレミアム会員登録したが、見ごたえが十分にあった。出先で気づいてノートPCで登録し、そのまま観戦というモバイラーぶりを遺憾なく発揮。

コンピュータが現役プロ棋士に初の勝利。昨年1/14の日記にも書いていますが、僕は将来的には、どんな人間よりもコンピュータが強くなると思っています。そのため、人間側が負けたことに対してどうこうという感情は湧かないです。
人間が勝てなくなったとき、将棋という競技が人間に何を与えられるか、真価が改めて問われると思っており、そのとき残る価値が、文化としての存続を左右すると思っています。今回、観戦していると、対局した棋士、プログラマはもとより、解説の棋士の方まで、その文化の節目にそれぞれの立場で当事者として居合わせていることを痛切に感じて慎重に言動を行っているように僕には見え、その表情や振る舞いから、感じるものが大きかったです。

そして、今回のイベントの注目度と盛り上がりをみて、改めて昨年の米長さんの打った布石がすげえなあと思わされました。 先陣を切って自分が負ける可能性をひっかぶったのもすごいと思いますが、対局後の会見までのわずかな時間に5局一斉対戦形式に変更し、会見ではすでに将棋界全体の目線で言動していた。これが亡くなる1年以内の仕事なのか。

対局ルールについては、コンピュータ側の「ひとり」の定義がよくわからず、もはやなぜ棋士側は一人で戦っているのか、見ていてよくわからないというのが個人的な見解。GPS将棋など数百台で分散処理とかするわけで、人間側もプロ棋士でチームで勝負するのが自然に思える。
だが、実際にとるべき対処はむしろ逆だ。コンピュータ側に人間が歩み寄る必要なんてなくて、人間ひとりと対戦するに妥当なマシンの制約を設定し、見ている人を納得させるのはコンピュータ陣営の仕事だと思う。
一案として思いついたのは、「使用カロリーベース」での制限。人間が対局で使う総カロリーを仮に1500kcalと見積もり、電力ベースでそこまでしか使ってはいけないというのはどうだろう。ざっと計算すると、使えるのはたぶん200ワットくらい。さすがにGPS将棋が200ワットでは無理そう。これは一例だが、こういう制約がきちんと整備されていればいるほど、僕はコンピュータが「タイマンで」人間に勝ったと納得できそうである。現状はコンピュータ同士の対決で強いソフトが出場するようで、人間との対戦に値する一個の対象としては改善の余地を感じます。

新しく発見して、動作確認が取れたので、紹介します。
おすすめ連射パッド(PS2用)
「RTAに適した連射アダプタ」です。すでにAmazon在庫は7個しかないようです。急いでください。このサイトをチェックした順に、早押しっぽくなってるのかもしれません。

また市場価格が急騰とかしないといいですが、こればっかりはしょうがないです。連射まんまミーヤなんか、経済学で価格弾力性のモデルに挙げられる商品ともいえ、やり込みをしつつ経済の勉強になった気もします。副次的に変な実例を学ぶことになった。ちなみに、サンデル教授は「連射まんまミーヤは、誰の手に渡るべきか」という問題を、アリストテレスの論を出して議論していました。いや、出てきたアイテムは春風のフルートだったかもしれません(謎


野球のイチロー選手のスパイクは、走力を限界まで追い求めるため軽くして耐久性を犠牲にし、3試合程度しかもたないそうです。スパイクの確保に相当の労力とお金をかけています。そして、スパイクが悪いから盗塁失敗した、とか言うイメージはまったく浮かびません。プロ意識がかっこいい。比較するのもおこがましいですが、道具をそろえるところから実力のうちと考えるのは競技において自然だと思っています。ただ、そこに不公平性や不健全性があると思うならルールで規制すればいいとも思います。高校野球なら、1年間で10万円以上スパイクにかけてはならない、とか規則を作ってもいいかもしれない。同じ野球という競技をたまたまやっているだけで、プロとは目的が違うのだろうから。軍縮みたいなのは肯定されてもいい。


ドラクエ5のRTA。カジノ技非使用で動きが出たようです。戦略的に楽しい形で、また最速記録が更新された模様。これについては PS2版ドラクエ5日記で軽く流れを紹介しておきます。

なぜかドラクエ5をする流れになる。で、せっかく少しリハビリしたんだから、通しで1回やるか、と思ってプレイすると、メタリンが起き上がってしまう。
カジノ技使用で、タイムは、6:13:47。中盤まで遅れていたのと、その展開は練習していないというのが響いて、タイムはふつう。練習していなくても、普通なタイムが出るのが、逆にメタリンの威力と言えるかもしれない。実際、コマンドとか顕著に遅かった。
これに関しては、  PS2版ドラクエ5日記の今日の部分で

モバイル日記番外編。モバイル化の余波は、家のデスクトップPCにも及ぶ。

先代のノートPCはThinkPad。コイツに出会うまでは、僕はノートPCなんて信頼に足る道具ではないと思っていた。コイツはその固定観念を打ち砕き、僕に多くのことを教えてくれた。 旧:IBM社のブランドで、「女子アナ的要素」を微塵も感じない。頑丈で有名で、また、キーボードに特色がある。

キーボード中央には、「トラックポイント」と呼ぶ赤い円形のレバーがついており、これがマウスの替りになる。ホームポジションから手を動かす必要のない設計。僕のPCの使い方はテキストやソース打ちが多いため、作業効率が飛躍的に上がった。
だからここ数年、テキストを書くときは、ノートPCで作業していたようだ。この事実に、ノートPCを代替わりしてようやく気付く。
新しく買ったネットブックはキーが小さくて打ちにくく、また、デスクトップPCはマウス+キーボードの編成。ストレスがたまる。

そこで探すと、あった。キーボードが。速攻で購入し、デスクトップPCにつなげる。快適。
レノボ・ジャパン ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語) 55Y9024  4200円程度
使用メモ:パスワードを入れるとき、なぜかNumLockがかかる。解除すれば普通に入力できた。最初気付かず、焦った。ドライバの設定が悪いのかもしれないが詳細は不明。別に不自由していないので放置

ちなみに、この「トラックポイント」付きキーボードは、かなりオススメしたい一品。同じ理由で、ノートPCの「ThinkPad」も。
初めて使ったときは違和感があったが、2日で慣れ、慣れたらもうマウスに戻れないほどの快適さになった。個人差はあるだろうが、もし今使っているキーボードがいまいちだと思っている人で、まだ未体験なら、試すに値すると思う。合わなけりゃマウスを今まで通り使えばいい。キーを打ち下ろせる感じの設計なので、アームレストがなくても手も疲れにくいと思う。もっとも、高スキルの人は全部ショートカットキーとかコンソール入力で処理してそうなので、トラックポイントすら必要ないのかもしれませんが。


一連のモバイル化の流れで、すでに我が家からLANケーブルは消えていたが、気付くとマウスまで消えてしまった。
さすがにここで一段落しそう。せっかくなので、流れをまとめておこう。

●装備変化 (時系列順)
・携帯: ガラケー → スマホ  (+機動力 +ドロップボックス等の恩恵多数 ×月額増)
・家ネット: 光ブロードバンド → モバイルルータ   (+機動力 −LANケーブル ○月額減)
・ノートPC: ThinkPad → EeePC (+機動力 軽い小さいまるい +Win7)
・デスクトップ: キーボード+マウス → ThinkPadキーボード  (+効率 −マウス)

●月額の通信費用
・スマホで増えたが、光をモバイルルータにした分で減ったので、トータルは変わらず。
・今後、利用法が落ち着いたらスマホ自体の通信を減らしモバイルWiFi経由で接続するようにすれば3000円浮く。
・その最終形ならむしろ出費減。

●初期費用 (時系列順)
・0円 スマホ 本体代金 (月額利用料の割り引で相殺)
・3000円 スマホ 契約変更料
・0円 モバイルルータ 本体代金 (月額利用料の割り引で相殺)
・3000円 モバイルルータ 契約手数料
・1500円 デスクトップPC用の無線LANアンテナ
・20000円 EeePC+メモリ2G (モバイル購入のポイント使用)
・0円 USB電源つき延長コード (PC購入のポイント使用)
・4200円 ThinkPadキーボード
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・32000円くらい 合計

一連の流れで、物が増えてない。すべて交換されただけ。よし。
また、結構調べたり比較検討で頭と時間を使った。だが、これは節目節目で意識してやらないといけないと思っている。時代に流されず「理解して」使っていくためには、たぶんなるべくお金を使わないように動いたほうがいい。下手にお金を使うとブラックボックスが増える。そんな感覚を、僕はこの分野に対して抱いている。

ワールドベースボールクラシックで、日本が負けてしまった、ということを知って、ひとつ思考実験を思いつく。
もし、震災の年に、WBCが開催されていたとしたら、日本にはそのまま出場してほしいと僕は思っただろうか。

出場してほしいと思っただろう。国内のプロスポーツは急いで再開する必要はないと思ったが、これは位置づけが違う。海外に対して、日本は強い国だという印象を与えるために、やせ我慢してでも出てほしい。そういう理由で。

現状のWBCで勝ちを求める理由は、国威の追求にあり、営利の追求が第1にくるプロ野球とはそもそもの位置づけが違うと思っている。外交的な要素がある。WBCで日本が優勝したら総理大臣が喜びのコメントをしそうだが、巨人が優勝してもコメントはない。あたりまえですが。「日本人が」ノーベル賞をとることを喜ぶのと類似性がある。昔の社会主義国家でオリンピックのメダル獲得が国家的事業だったのとも似ている。
で、だいぶ飛躍しますが、核武装せずに日本が国を守るには、つきつめると「日本はいい国だから滅びるのは惜しい」というような、国際的尊敬を勝ち取る道しかないと思っている。そう考えると、たまたま同じ種目のスポーツをやっているというだけの理由で、プロ選手に国威の追求を頼む形は、選手が荷が重いと感じても当然だし、落合監督が以前選手を出すことを拒んだのも納得できる。アメリカがWBCの勝利に重きを置かないのも自然だ。
・・・などと考えたところで、自分の中でWBCに関してもやもやしてた感覚が少し晴れた気がした。

ということで、震災直後でも、WBCには出てほしいと思っただろう。僕は。
しかし、仮にそのイベントが野球でなく、「消防士No1決定世界選手権」や「外科医師世界シンポジウム」だったら、震災が来たら即刻辞退したほうがカッコよく、被災地に勇気を与えられるだろうとも思う。そんなシンポジウムが存在するのか知りませんが。そもそも思考実験です。

モバイル日記。第8章は工作編。「軽い」をキーワードに買ったPCは、ネットブックのEeePCというやつ。
使ってみたが、なかなかいい。
○小さい
◎電池が長持ちする
○わりと軽い
○角がまるい
◎OSがWin7
○WordとExcelが2年限定版ライセンスではあるが、この値段でついている

だが、癖がある。これが初めてのPCである場合や、唯一のPCとして使うなら、全然オススメはしない。
△Win7ではあるが、Startarというエディションで、機能が制限される。たとえば壁紙が変えられない
△それは別にどうでもいいが、Startarは出荷段階でメモリを1Gまでしか積めないというルールらしい
△よって、Win7を動かしただけでギリギリな感じ。常駐ソフトとか切っていく必要あり。
×それでもまだ動作が重たい。こまった

と思ってグーグル先生に聞くと、メモリを2Gにするといいらしいが、交換の手順は難しいとのこと。とくにわかりやすかった説明は、こちらのメモリを交換したblog記事。手順を紹介した有名動画まである。
どうやらこのPCのメモリ交換は、手先の器用さとPC知識を問うゲームとしては相当メジャーな種目らしい。せっかくなので、運要素などまとめた簡易レポートを残しておこう。


■使用機種
・本体 :ASUS 【EPC1025C】 White(Intel N2800/win7 Starter/2010 MS office personal) EPC1025C-WMWH
・メモリ:Transcend JetRam ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 2GB 永久保証 JM1066KSU-2G

eeepc ■プレイの概要
・ツメ 6か所破損
・開閉 合計3回
・タイム 2時間
・結局、当初の目的は達した
 快適に動作するようになった

■特記事項
・開閉を3回もすることになってタイムロス
 1回目 普通にメモリ交換 → 閉じる
 2回目 ディスプレイが映らない
  閉じたときケーブルに変な圧力がかかっていることが判明
  開けて修正
 3回目 「⇒」キーが押せない
  折れたツメがキーの下に挟まっていることが判明
  開けて除去(右写真はこのとき)

●参考サイト
Smontare un Eee PC 1025C - RAM Upgrade & Teardown
 YouTube動画 (Riccardo Palombo氏)
メモリを交換したblog記事(井の中の蛙 さん)

■メモ
・PC内部のコネクタの抜き方を知っておく必要あり
 だいたいはストッパーをくるっと90°回す
 力でひっこぬくところは1箇所だけだった(後述)
・ネジを外すとき、どこが長いネジだったか覚えておくべし
・参考サイトとは、コネクタの色が白黒逆のところがあった
・参考サイトに書いてない手順として、マザボいちばん手前のコネクタをひっこぬく抜く、という行程が必要
 ここだけは、力が多少必要だった
・キーボードパネルをはずすまでが一番大変。
 ツメの方向から判断して、外す方向はキーボードパネルを「横は内側に」「下は外側に」押す方向
・ツメが6本折れたが、閉じたら普通だった


作業後に考えてみると、参考サイトは「動画」と「チャート」だ。両方とも優れた作品だった。
まずチャートを1分でざっと読んで、作業全体を俯瞰。その後、動画を4分かけて見て、イメージトレーニング。実際に作業をしつつ見てたのはチャート。チャートは俯瞰性が高く、好きな順番と粒度で読めるので、不測の事態にも対応しやすい。もちろん、井の中の蛙さんが丁寧に書いてくれているから言えることです。

さて購入して2週間ですが、手間がかかった分、コイツにもすでに愛着がわいてきています。
ただ、ここまでにかかった手間をネタにして楽しむくらいの勢いじゃないと、とてもオススメはしません。苦笑

モバイル日記第7章。スマホとPCのファイルの同期。
Dropboxを導入すると、スマホからファイルを見ることができるが、ファイル実体がスマホ内にあるわけではない。つまり、ブラウザで操作してるのと同じ。これはDropboxらしくない。
スマホ内にも、同期したファイル実体を置くためには、「Dropsync」というソフトを連動させると良いと知り、導入した。Dropboxほどの自動リアルタイム更新にはならない。ただ、スマホでそれだと電池の消耗がヤバそうなので、逆にこれでいいのかもしれない。
また、無料版だと1フォルダしか同期できないが、逆に通信容量が制限されていいのかも。さしあたり「今使っている」フォルダを同期して十分な感じです。

あれから2年が経過。冥福をお祈りしています。生き残った奴として、あと60回はこの日を迎えたいと思います。60回お祈りする間に、お祈り以外の事も成せるように気を付けます。

さて、随時更新してきたドラクエ5(PS2版)RTA記録集ですが、更新を終了することにしました。これまで応援とご協力、本当にありがとうございます。
PS2版ドラクエ5ではまだ顕著ではありませんが、現代RTA界では「戦略」と「タイム」が乖離しつつあります。僕は「戦略」により大きな興味があるので、「タイム」を第1のキーとする記録集の更新は、方向性がズレてきており、今後それは拡大する方向に向かうと予想しています。そのズレを顕著に感じて、これまで築いたものを守るためにもどこかで区切るべきだと思ったのは震災のときでした。それから2年、考えは変わりませんでしたので、今日を節目に更新を終了します。
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といっても、ドラクエ自体をやめるつもりはないです。むしろ、より柔軟に動けるようになるための区切りと考えています。
最後に4件、記録集に追加しました。具体的な話はPS2版ドラクエ5日記でしますが、この最後の4件も「戦略」に特色があるのは、個人的に楽しいです。

モバイル日記 第6章に突入。それは最終章のあとにやってくる。
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ノートPCの代替わりが無事すんだので、2008.10.12に購入したThinkPadともお別れのときは近い。身軽が今年のモットーだ。近日中に中古屋に引き取ってもらう予定ではあるが、一応、自分でファイルをあらかた消す。そして、最後に電源を落とす前に、テキストエディタを開いた。少し感傷的になり、別れの挨拶を。

右弐「君とは、多くの夢と徹夜を共にした。これまでありがとう」

2009年はほとんど体の一部だったし、2011年は一緒にドラクエ5で念願の記録達成のラップタイムとりと、その後のレポート執筆をがんばった。あのレポートのテキスト部分は、ほとんどコイツが書いたものだ。 今までの歴代PCの中で最も思い入れが深い。だから今回は潔く別れよう。君がいなくなっても、残したものは失われない。グーグル先生がいる限り。
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と、今日の日記は新しいPCで書いてみた。追い出しコンパならぬ、追い出し日記。得意の擬人化がここでも発動。

モバイル日記最終章。2/28から気付くとずいぶん続いたものだ。

ノートPC購入の流れで、電気屋で感じた違和感。それは、PCを売って儲けよう、という気配が店員からまったく感じられないことである。彼らは、ネット接続のサービスを売ることに集中している。 ここでも、物を売る時代じゃないということを痛切に感じる。継続的に課金するサービスを売る時代のようだ。

そんなことを思いつつ、自分の契約した通信系サービスを見直してみる。そして、スマホのサービスを月1000円分解約することにした。
ソフトバンクである。まず、契約したときに一定の無料期間がついてくるUULAやらYahooプレミアムはもちろん解約。
あと有料のパックプランを2つつけていたが、これらも解約。ウイルス対策系を含む「基本パック」と、盗難や壊れたときの本体保証のある「安心パック」 名称は不正確。これで約千円。

勢いで解約したわけではなく、いちおうそれなりの考えがあるので、書いておく。
まず、ウイルス対策は無料ソフトが出ている。これで解決。アンドロイド端末だと、こういうときにソフトがオープンで作れるメリットは生きそうなので、そこは使い切りたい。アンドロイダーの階段も上ろう。

あとは本体保証。ただ、考えてみると、もし盗難などがあった場合に金銭的に「保証」されても、それは慰め程度にしかならないような気がしてきた。Dropboxはじめ、いろんなものに関連付けさせているので、情報への不正アクセス的なダメージがでかい。本体の物としての価値なんて保証に値するレベルではなく、むしろ保証されていることによる気の緩みで、スマホをなくす確率が0.01%でも増えるならそっちのほうが問題。また壊れたなら買いかえればいいだけだし、メモリが吹っ飛んで困るなら、それはそもそものバックアップの体制の問題なので、復旧サービスも無用。唯一、気になったのは「1年加入すると電池パックの新品が1個もらえる」という文言だが、調べてみると3000円程度、そして今までたまったポイントがそれ以上あったので、無料で手に入れることができる。こういう構造だから、店員はスマホを買った時に「一緒にアクセサリ的な商品もどうですか」とかすすめてくるわけである。

ということで、ふたつの有料パックサービスを解約し月1000円浮き、電池パックはネットで申し込んで1年早く手に入れた。これでぶっ壊れなければ、オレの勝ちだ。当面の作戦は「スマホだいじに」であるのは言うまでもなかろう。

と、ここまでやっても、通信費が月1万円を少しはみ出す。面白いので今後はこの1万円を攻防ラインとしてみよう。

さて、せっかくモバイルルータを導入したので、PCも軽いのにして、持ち運ぶ機会を増やそう、と思うようになる。ルータを導入した時に電気屋で軽く下見しておき、ネットで調べて、日をおいて電気屋で購入。
小さい、というキーワードを発すると、店員が「その場合は電源ケーブルとACアダプタのチェックが重要(要約)」と言い、なるほどと思って二人で電源コードをひっぱりまくり、PCとACアダプタの対応関係を把握。駄菓子屋の、ひもを引っ張る飴みたい。この店員のおかげで、半分遊びつつチェック漏れがひとつ防げた。ACアダプタの形状と重さも、ネットではチェックしにくい項目だ。
選んだのは、Win7の古いネットブック。家のデスクトップを主力マシンとして使えるので、「軽い」「小さい」ということを最優先した。ここを優先しておけば、今後もう少しパワーのあるノートPCを手に入れても、コイツに出番は残るし。一芸に秀でたものを採用する、落合ドラゴンズを彷彿とさせる采配を気取ってみたわけである(謎。
そもそも3万円くらいのマシンなのに、モバイルルータ加入でもらったポイントなどがけっこうあって、1万8千円ほどの出費で終了。その1万8千円に対して付いたポイントで、USB電源端子つきの延長コードを買ったりで、そつなくモバイラーへの階段を上る。自分にしてはうまく立ち回っているほうだ。
そして、ノートPCは3代目にして、はじめて新品で購入。しかし「物として大事にしたくなるライン」は超えてない。よし。2008.10.12の日記に書いた、細川幽斎流である。

モバイル化の潮流が止まらない。自分の話ですが。スマホ導入の勢いで、そのままモバイルルータを導入してみた。そして家の光回線を解約。2年以上使ったし、もういいだろ。経緯については2010年の6月ころの日記にあります。

さて、電気屋での問答。いつも通り、一部始終をお伝えする。
右弐「これ実際、速度的に問題ほとんど感じない水準ですよね?今ひかりなんですけど」
店員「そうですよ。どこにお住まいですか?」
右「チゾット」
店「ああ、それなら、(住宅地で電磁波の混線が少ないから)結構速度出ますよ」
右(・・・なるほど。たしかあの町、電磁波出そうなのはチゾットのコンパスだけだもんな。微弱すぎる)
右「つまり、家では今まで通り使える上に、外でもノートPCがネット環境だ、わーい、と考えてよろしいか」
店「そうです」
右「てことは、ぶっちゃけ僕の環境で今どき固定回線で光とかって、なにやっちゃんてんの?という感覚ですか?」
店「ええ、まあ・・・(苦笑い)」 ※←ここ重要
右「つーことは、この目の前の張り紙にある『PC購入と同時に光回線申込みで3万割引き』というのはどういう心持で見てます?」
店「あ、外に持ち出す人と家で使う人が別とか、もっと速度が必要とか、光テレビとかですね」

※のところが重要だと思っている。わかっている感じの店員が発するこの種の非言語的な情報は、ネットで拾いにくい。しかし判断の材料としては絶大な威力を有する。迷わないで済む。それを拾うのが店に行くメインの目的。
じゃあサブの目的ってなんだよ、ということになりますが、それは※以降の半分遊びのやり取りで、電気屋に来たときは会話の練習を行うように心がけています。

スマホの選択基準は「ポケットにやさしい」だったというのは、 先日の日記に 書いた通り。エコで言われる「地球に優しい」から表現を借りている。その連想で、ふと、むかし友人Rが言ってたフレーズを思い出す。
エコっぽくない行動が出たときに「それは地球に厳しいだろ」とRはさらっと述べた。言語感覚が秀逸だ。
そうか、この場合の対義語は厳しいなのか。ということで、「お財布に優しい」の逆は「お財布に厳しい」となる。
・・・ホントかよ。

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上記の話は、半分冗談。ここからが本題。
評価軸が1次元しかないなら、「優しい」と「厳しい」は対義語になるのかもしれない。ただ、複数の軸で評価するのなら、一般的にこれは対義語ではなく、両立し得ると思っている。以前、何かで「お父さんは子供から、世界で一番優しい人で、かつ、世界で一番厳しい人だと思われるのが理想」とかいうのを読んで、やたらと共感した。
この場合の「厳しい」の対義語は、たぶん「甘い」だろう。じゃあ、「優しい」の対義語はなんだろうか。
なかなか思いつかなかったのだが、「優しい」の対義語は「冷たい」というのが、今のところ個人的にしっくりきている。

2次元で、縦軸に「厳しい―甘い」、横軸に「優しい―冷たい」の軸をとったとき、たとえば「厳しい、かつ、冷たい」の領域に、「恐い」という領域名がついているのだと思う。
一方、「厳しい、かつ、優しい」の領域には日本語で領域名がついているのだろうか。ちょっと思いつかないです。知っている方がいたらぜひご教授を。
名前がないということは、その文化でそれに該当する人が少ない、ということを意味しているのだと推察するので、ちょっとさびしい気分になってます。

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さて、スマホでポケットに優しいとかいうと、想像されるのはモーモンのような素材でできた、ふわふわした機種かもしれない。だが、そんな素材じゃ操作しにくい。ていうか、店になかったそんなの。
まずスマホは「固く」ないといけない。
で、「固い」と「まるい」は両立できるのか、と思ったところでアプールの存在を思い出し、なるほどそりゃ同じ性能で色違いは存在しないな、とかダメな方向に連想が進んだところで、今日の日記も潮時のようです。

明日からの朝のパズルゲーム。「ドラクエ5のラスボスを1回撃破する」に決定。まず手の運動から入って、15分くらい頭の運動となる。他にもっといい題材が思いつかなかったというのが正直なところですが、このサイトでの「本業」に近いところに戻ってきたようです。1週間くらいはやってみるつもり。

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追記:せっかくなので、最後くらいパズルの感想。
5(2)がまったく手も足も出なかった。ドラクエ5のRTAのとき、最初の稼ぎで電卓使ってた頃は、最初の「ススス」を倒したら3003、次に「植植」なら26020を加えて、桁が干渉しないようにしつつ1次元の数で表してたことを思い出す。
今回の問題を解いていて、かつ、ドラクエ5やってる人にしか何を書いているのか伝わらないと思いますが、根っこのところでは全部つながっているなあと思いました。期せずしていい終わり方になった。


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