右弐の日記   ※2008年より、この日記内にはゲーム・映画・小説等の、ストーリーに関するネタバレ記述はありません

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 色分け凡例 :  ドラクエ・ゲーム ←中間→ 情報処理 ←中間→ リアルライフ ←中間→ ドラクエ・ゲーム

乱数について。少しだけ勉強。
少なくとも「線形合同法」と「メルセンヌツイスタ」の2つは必修と知る。関連する話は スロット乱数制御研究のページで。

ドラクエ5で通称「カジノ技」の発見者であるmiyaさんと、やりとりさせていただきました。
これは、昔から知っている読者には、結構アツい話です。
大半の人は何のことか良くわからないかもですが、わかる方はPS2版ドラクエ5日記など見てください。

さて、最近読んだ本コーナー。
「プレイ」と「戦略」に関して厳選して2冊。ここを読んでいるプレイヤーの方には面白いと思います。

人間における勝負の研究 米長 邦雄 著
昨年亡くなった将棋連盟会長。コンピュータ将棋のイベント以来、言動に注目していました。ですが若いころにもこういう本を書いていたとは知らなかったです。表題からして気合が入っている。将棋の2文字が入ってない。実際に将棋は関係ない。僕自身は正直、凄すぎて消化しきれてないです。余談ですが、先日紹介した梅原大吾さんの勝ち続ける意志力と対比して読んでしまいました。将棋と格闘ゲームでは、舞台となるスポーツの成熟度が全然違いますが、何は共通で何は違うのかという観点で。

良い戦略、悪い戦略 リチャード・P・ルメルト 著
本屋で、題名と、表紙の赤黒の戦国時代調の色使いに惹かれ、立読み5分で衝動買い。すごく面白かったです。
1章だけ立ち読みするなら、7章をオススメします。 アメリカのケネディ大統領が推進した「月面着陸」というミッションは、技術的に可能だという理由で実現したわけではないという話から始まる。非常にわかりやすい。
逆に、10章から15章は読み飛ばしてもいいかと思います。ここは少し話がバラバラしているように思いました。400ページもあるので全部読もうとするとちょっと重いかもしれません。
戦略という表題ですが、分類的には経営学だと思います。単に「自分のプレイの戦略」に生きるというより、もう1段メタなレベルで「やり込みを通じ、狙ったインパクトを世の中に対して与えるための戦略」とか、そういう観点でこそ生きます。読後には、「違うルールでゲームをしている」という文言が頭に残りました。
あとこの本は翻訳がすばらしい。「土俵上に二人の横綱おり〜」といった表現があるが、いったい原文ではどう書いてあるのだろう。文化を訳している。だからコンピュータに翻訳は難しいのか、と思ったり。


PS2版ドラクエ5日記も更新しています。けっこうインパクトのある動きが出ています。

左アキレスけんが痛む。去年も夏に痛くなったので、気温と関係しているのかもしれない。
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ともかく、走れないので、映画を観る。「言の葉の庭」というアニメ。先日紹介した「秒速5センチメートル」の監督の新作。わずか1時間足らず。最終回は21:30から上映。1000円。見にいきやすくて良い。小さい映画館で上映。それもまた風情。
いいと思います。「秒速」よりも、万人うけしそうです。「秒速」のほうが大人向けか。映像が相変わらずキレイ。どちらか片方は、観ることをオススメしときます。この2作は、先に見た片方が、より強く印象に残りそうです。
個人的な感想としては、東京に住むのもいいかもな、と思いました。

5/26に受験したTOEICの結果が出ていました。830点でした。実は4/14にも受験しており、そのときは525点。
42日間で305点アップ。点数が上がりやすい状況がそろったこともありますが、それを差し引いても効率よく攻略できたと思います。逆に、戦略や要領でなんとかできる部分はやり尽くした気もしています。僕の場合は、ここから先は英語力を地道に鍛えるしかなさそうです。
というわけで、今回の攻略はここで一区切りのようです。以下、簡単にまとめておきます。


TOEIC関連 まとめ 2013年春の部

■教材  合計で10冊 どれも利用価値はありました リスニングCDもいっぱい付属 

分類 書名[リンクはAmazon] 価格 一言コメント
リスニング 英語耳[改訂・新CD版] 1680 はじめて発音を網羅的に勉強できた
文法 一億人の英文法 1890 はじめて文法を網羅的に勉強できた
テックニック はじめての新TOEIC テスト全パート総合対策 1890 GW合宿の友。でも700点超えたら卒業
単語帳 TOEIC TEST単語・熟語・文法トリプルマスター 1365 この本の作り方のアルゴリズムを知りたい
Part5,6対策 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急 798 理屈がわかる
Part7対策 TOEIC(R)テスト究極のゼミPart 7 2100 本文でなく、設問で分類する切り口に共感
模試2回分 TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉 2940 高いが、公式は1冊は必要
模試2回分 TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉 2940 高いが、公式は1冊は必要
模試3回分 TOEICテスト究極の模試600問 2730 少々カラいが嫌いじゃないテイスト
模試2回分 はじめての新TOEICテスト 本番模試 1000 安いのでまず買って試験形式を把握
■記念撮影↓

■費用概算
20000円 本10冊 +付録のCD等
11000円 受験料2回分
15000円 交通費 4/14東京往復 5/26はチャリ
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46000円 合計

■関連する過去の日記
5/27 テスト後の雑記 ゲーム攻略との関連など
5/2〜4/28 合宿
4/25 教材「英語耳」について
4/14 携帯を忘れて東京へ行ってます

■方法論
独学です。たまに友人Tに質問しました。
純粋な英語の勉強は、おそらく対策時間の半分くらいだと思います。スケジューリング、戦略・戦術の考案、体力・メンタルの強化に残り半分くらいを使っています。
テスト対策の総合的な方法論はある程度見えたので、機会があればまとめて書くかもしれません。上記の本の使い方や順番など、攻略ガイドっぽいものを。もし読みたい方がいらっしゃったら、ご要望いただけるとやる気がでます。

■雑感
メンタルに関して使った技をひとつだけ紹介。その名も「GPS将棋くんモシャス」
TOEICは、当日のメンタルの状態が点数に直結します。少なくとも、あるレベルまでは。 焦るとペースは崩れパニックになり、事態はさらに悪化します。時間切れ寸前でも、同じように冷静に考えられると有利・・・って、最近そういうの見たぞ?
先日の「電王戦」のコンピュータ将棋。人間側は終盤になると、結果がもたらす「盤面外」の影響を想定して感情が動いていたように見えました。観戦してくれる人間がいるから、そこにも意義は生まれるけど、僕がテスト中に喜怒哀楽して果たして誰が見てくれるのか。
一方、コンピュータは、時間切れ寸前の終盤の1分も、焦らず同じように手を読んでいます。勝敗という結果を「評価」はするけれど、「感情」は湧かないから乱れない。 とくに、自ら設定した4分の考慮時間の3分55秒まで考える「GPS将棋」は、ペースが崩れるはずがない。

これだ!と思い、当日は「GPS将棋くん」になりきって、テストに向かいます。
試験監督が、実施要項を読むのにつっかかったり、音響が予想より聴きにくかったりしても、感情さえ動かねば最適な行動をとり続けることができます。おれはGPS将棋くんなんだぞ!

いい具合に感情を排して解き進めたのですが、試験開始から1時間半くらいでエンカウントした広告記事で
「ん?これ常識的に内容おかしくね? ・・・ん?待て違う!これは優秀な販売戦略だ。たしかに売れる!すげー!」
と、いたく感動。気付くと「あれ?おれ何感動してるの?人間に戻ってるよ?」状態。
「凍てつく波動」ならぬ「いたく感動」によって、モシャスが解けてしまいました。そして最後の30分はやべーおわんね〜、しかもムズい、と凡人モードで焦る焦る。
人間の集中力は1時間半が限界、とかよく言われますが、これもそういうことなのかもしれませんね。

テストのもつ、スポーツ的な側面は軽視しないほうが良いと思います。少なくとも、あるレベルまでは。
今回、使った技術は、英語の勉強以外から得たものも多いです。もちろん、RTAからも。
逆もまた然りで、テストの準備が他に生きる機会もありそうです。GPS将棋くんも、また使いそうです。

「指原」って書いて、「さしはら」って読むのが正解だったんだ!
と知った今週。ネタを処理できないうちに、新しいネタが蓄積してしまうので、今のうちに書いておこう。

AKBを構成するメンバー等については、↑のような感じなんですが、そういうミクロ的な視点ではなく、AKB全体の挙動というマクロ的な視点のほうには興味があります。

AKBに注目しはじめたのは、「恋愛禁止」のルールが形式だけでなく実効することを知ったあたりからです。丸刈りにしたメンバーがいたのは衝撃でした。あれには海外からも反応が出ていたと思います。このときはさすがに僕も、もやもやとした違和感を覚えました。しかし、不意に僕の頭の中に、サンデル教授の言葉が鳴り響いた気がして、ああ、なるほど、と思って違和感の正体がはっきりとつかめました。

「アイドルの恋愛禁止を、お金で買いますか?」 ※

「恋愛禁止」の集団でないと、ファンが減るというのなら、それは「恋愛禁止」に商品価値があるということになります。ただ、それは「お金で売買してよいもの」なのでしょうか? サンデル教授はそう議論を展開しそうです※
と、違和感の源泉が自分のなかで明確になったところで僕は満足で、良し悪しの議論をする気は毛頭ありませんが、おそらくこの部分の価値観は西欧には奇異に映るのだと思います。

※サンデル教授が実際にそう言ったわけではありません。念のため。

私見ですが、恋愛禁止そものもが持つ商品価値は、実は大きくないと思っています。それでファンが増えたり減ったりはしないような気がします。逆にルールを快く思わず離れていくファンもいそうですし。
ですが、恋愛禁止という「ルールを設定」をしておくから、それに「抵触する」という新種の現象が起きるわけで、そのニュース性で耳目を集める、というのが真の狙いであると思います。ローカルにルールを作って、それを破られても、よく考えるとローカルなニュース性しかないはずなんですが、恋愛禁止はそうならない絶妙な位置の案件なのだと思います。

本来の意図がどこにあるのかを考え始めると若干怖くなってきます。AKBといえば、もはや全盛期のナポレオンが如く連戦連勝を繰り返す常勝軍団ですので、その戦略たるや僕の思考の及ぶ範囲外です。ただ、少なくともここまで考えて、一連の流れにいちおう自分の説明をつけられたので、それ以降は安心して眠れています。(当社比

そんな具合で、「マクロAKB学」に類するニュースは気になるのですが、Yahooニュースは「ミクロAKB学」視点のものが多いです。そういえば今回やっと、いままでYahooニュースで見た記憶のある「さしこ」っていうのが、指原さんのことだとわかりました。僕はそもそも想定読者じゃなかったようです。ふむ。なるほど。

日本プロ野球の「統一球」の仕様が変化していたのに公表されていなかったという話がニュースになっています。 消費者をファンと設定したときに、彼らが直接そのボールを投げたり打ったりしているわけではないので、 僕の中では、テレビ番組でいうところの「やらせ」に近いとらえかたをしています。

もうこの時期になると、ホームラン数を統計的にみて、ボールが昨年と同じな可能性はほぼないといえます。おそらく、実際に意図したボールの調整の量的な目標は「統計的に有意とは結論づけられない」程度で、ホームラン数を増やすことだったんじゃないかと思っています。たぶんそれがプロ野球業界の「勝ち」だったのではないか、と憶測しています。

統一球は、もともとの導入の動機が「WBCでの勝率の上昇」と認識しています。この動機そのものが、プロ野球としての本来の目的と別物なので、両立させるのが難しいという課題が根本に隠れている気がします。 このあたりの話は、3/19の日記にも関連することを書いています。極端な考えですが、僕個人としては、WBCには自衛隊とか警察官とかの野球部員選抜チームが出場したほうが無理がないんじゃないかと思っています。

プロ野球においてボールの品質というのは、ゲームを面白くする上でのバランス調整として最重要な位置にある事項だと思うので、そこをWBCなどで外から押さえられて自由に調整できなくなる圧力がかかっていると、業界として厳しいとは思います。

以上、今回の件のよしあしとは別として構造的な観点から気になった点です。かくいう僕は、今年はまだ1試合もプロ野球の公式戦を見ていませんでした。というより、テレビが見れない。

ご無沙汰していました。この1か月は、TOEIC受験の準備にハマってました。
せっかくなので、TOEIC受験を「ゲーム」とみなした場合の、ドラクエ5RTAとの関連性についてまとめておきます。
両方の経験がある人にしか、意味がわからないので対象読者は10人いるのか。別にそれでいいですが。いちおうストーリーに関するネタバレはありませんので、どなたにも安心してお読みいただけます。
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「ドラクエ5RTAプレイヤーのためのTOEIC対策」(仮)  第1回:基本編

今回は、テストにおいて大きな配点を占めるPartに絞って、基本を確認しましょう。
不得意なPartがある場合は、それと連動したRTA練習を行うと効果的かもしれません。

■Part2
短文のリスニングです。最初の数語の聞き取りがカギです。
すべて音声のみで判断する形式で、問題冊子を見る必要はありません。
対策:通常戦闘の最初の2秒間で極度に集中し、撃破の最適手を考える訓練が効果的です。
 特に、最初のボスが控えるダンジョンは適切です。
 また、最大の経験値をもつボス戦を、目をつぶって音のみで戦う練習をすると、音声への集中力が上がります。

■Part3
2名の会話のリスニングです。話者は2名ですが、プロジェクト内容や第三者が話題に上ることもあり、状況が複雑化することがあります。
対策:仲間を呼ぶ敵モンスターとの戦闘訓練が適しています。

■Part4
1名の話者が話し続けるリスニングです。
対策:敵1名vsプレイヤー、という形式ですので、やはりラスボスとの戦闘練習が最も効果的でしょう。
 3問ずつセットでローテーションしていく形式の呼吸をつかむのにも役立ちます。

■Part5 
短文穴埋め問題です。事前の知識をもとにした機械的な対応スピードが要求されます。
対策:個人逃げ×4の練習はスピードを磨く基礎訓練となりえます。
 また、所持金による買い物の分岐、アイテム管理の練習は、正確性を上げるのに効果的です。

■Part7 
長文問題です。内容を大局的に把握しつつ、設問の性質を見抜き、解く/捨てるを判断する必要もあります。
対策:逃げ/撃破、を判断しつつ経験値を稼ぐ区間をプレイし、判断力を磨きましょう。
 プレイ後に、大局的な観点で判断を反省することをオススメします。「戦闘リスト」を作るのも効果的です。
 リレミト習得までの区間のプレイが特に効果的です。

■全般
時間的にシビアなテストです。残り時間・目標点数・その日の問題の難易度・ここまでの自分の出来、等々を把握した上で、総合的な攻め/守りの判断が随所に要求されます。
対策:目標タイムを設定した上でのRTAは、総合判断力の底上げにつながります。
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で、昨日受験してきました。英語力でぶっちぎっている人はともかく、僕の英語力ではテスト戦略を重視せざるを得ないため、非常に頭の疲れるテストでした。リカバリーTA並みの疲労度です。

あと、わかっているとは思いますが、上に書いたのは基本冗談です。念のため。
ただ、どんな競技にしてもプレイヤーに要求される能力は共通の部分が多いので、何をやるにしても鍛えになる部分を探して意識したほうがいいなと感じたのは事実です。

この2週間の流れで、見事に3DSを買うタイミングを逸した。3DPか、LLかで迷っているうちに。
仮にどちらか一方のハードしか存在しなかったら、4/24の段階で購入していたような気がする。 そう考えると、製品ラインアップの充実が、メーカーの機会損失につながっている。僕のような人間は少数派だとは思いますけれど。
同じような現象はほかにもありあそう。ケータイも、ほしい色が品切れだったりすると入荷を待ったりしそうだし。
ん? これ連射パッドも同ですね。迷っているうちに在庫がなくなったり。

本体の色すら選べない初代ファミコンやゲームボーイで、ゲーム機の爆発的普及をうながした頃とは市場の状態が違うのでしょうけど、任天堂にはがんばってほしいです。

1週間ぶりに走る。合宿の成果を見るためTOEICテストを1回分解く。語彙力など基本となる英語力の必要性を痛感。
あと、ゴールデンウイークの日記をさかのぼって書きました。

何も気にせず外出してしまって、昼に国民栄誉賞の授与式があると聞き、しまった感。
関連の動画をネットで見る。感想を超簡潔に書くと、受賞されたお二方はかっこよかったです。

ホームラン等の数字上の記録のみに注目して、受賞を疑問視する声もあるようですが、数字で計量できるのは、繰り返し起きるありふれた現象ともいえます。一方、天覧試合のサヨナラホームランとか、ワールドシリーズMVPとか、いまのところ唯一の事象を計量するのは難しく、だから価値があるのだと思っています。priceless の語感。

たしかに数字の比較はわかりやすいです。とくに、同じ時代を共有していないような場合。しかし行き過ぎると、計量方法が確立されていない成果は無視するという乱暴な事態になります。成果主義の失敗みたいな形。少なくともプロスポーツは、そんなことになるのはもったいない気がします。

ここまでの反動で寝てただけ。

ちょっと眠いが、朝からドライブ。盛岡まで桜を見に行く。わんこそばを食べて、帰宅。

国道4号線を北上する。このルートは、4年前のGWには徒歩で、2年前のGWには自転車で通った道。今年は車。歩きでも通った最初の70kmくらいの区間は、もう近所みたいな感覚になってる。次曲がると自販機があって上り坂だとか、徒歩目線で知ってる。だからなんだというわけではないですが。

水沢→北上→盛岡、と桜を見て回ったが、水沢の桜が秒速5センチメートル状態。今年は桜前線の北上が遅いようなので、前線より速く移動する手段を使えば好きな時期の桜を見れる。空間移動が時間移動。北がタイムスリップする方向。

盛岡で、わんこそばに挑戦。100杯以上食べると、証明する品がもらえるらしい。それ以上食べても書かれる数字が101,102・・と増えるだけで、質的な違いはない。
そういうことなら方針は決まる。「できるだけ多く食べる」ではなく「100杯食べる確率を最大にする」 来店していたほとんどの客は、前者と見受けられた。ただ、前者と後者では戦略の立て方は異なるであろう。 RTAで7時間切りの確率が最大になるようにプレイしたときは、余剰のタイムを安全策にどう配分するかを考えた。同様に、わんこそば攻略においては、薬味の配分を考える。
と、戦略が機能して100杯を比較的おいしく食べることに成功する。RTAも役に立ちますね。

友人Tと英語合宿3日目。全3日。
リーディング→音読 をひたすら。軽く打ち上げしてたら日付が変わってた。

友人Tと英語合宿2日目。全3日。
ビールを飲まなかった以外はきのうと同じ。

友人Tと英語合宿1日目。全3日。
リスニング→ディクテーション→音読 をひたすら。夕方ビールを飲んでしまうものの、朝の4時まで勉強。

花粉が収束したとみて、マスクせずに走る。英語力判定のため、市販のTOEICテストを1回分解いてみる。
レンタカーを5/3に予約。GWで予約がいっぱいかと思ったが、意外に余裕がある。これは発見だった。

ゴールデンウイーク開始。
今年は英語をやろう。そう思って話していると、友人Tと流れで英語合宿をすることになった。彼のほうが僕より格段に英語に強いので、これはありがたい。ちなみに、友人Tは持ってる本がオカシイ。「TOEICで1200点を目指せ!」みたいなことが表紙に書いてある(※990点が満点です) 何やらリミッター解除系のにおいが漂う。
どんな本かと思って見せてもらったが、本来は4択の問題が6択になってたり、本来は正しいものを一つ選ぶはずが正しいのが複数存在していたり、本来は会話を聞いて3問答える形式のはずが4問あったり。いろいろとイカれてやがる。
この本の制約の無視っぷりを見て逆に、本来の問題形式のもつ制約を利用した攻略法があふれかえっていることに気付かされる。TOEICというテストも英語を題材にした一種のパズルゲームなのだなと認識させられた。自分でスピードが選べないリスニングは、テトリスのような「落ちもの」系パズル。リーディングは詰将棋系統。

単語とか熟語とか耐性とか文法とか、ゲームのルールが多いのが大変だ。・・・あれ? ひとつ変なのが混ざってますね。

さて、英語のリスニングがヤバい。そこで評判の良い教材を購入してみる。 英語耳である。 本屋で立ち読みして、「なぜ聞き取れないか」についての説明に納得できたので、この本の方針でしばらくやってみよう。

どうやら、英語の発音が聞き取れないのは「知らない音」だから、というのが根本原因とのこと。その音が存在するという認識がないから日本語の「知っている音」に当てはめて聞いてしまうらしい。そうして聞こえた精度の落ちた音データを、文脈等に合うよう脳というCPUを酷使して補完処理をしつつ意味をとろうとするから、頭が疲れるのである。ふむ。
いちいち意識して脳を使うと限界があるから、英語専用の処理デバイスを耳のあたりに新しく作るというイメージ。PCでは、CPUとは別にグラフィックボードを搭載して処理を任せている。それと似たようなものだろう。
脳に負担をかけるくだりでは、「てめぇのことだよ」と言われている気がした。僕は普通の人間なので、忠告に従うことにする。GPS将棋くんなら、こうしたケースもCPUパワーで押しきれるのかもしれない。

余談だが、この「知らない音」の説明で対比として「知らない単語」の話が出てきた。音ではなく、単語レベルでも同じことが起きる。「知らない単語」が「知っている単語」に置き換わって聞こえる現象は、誰しも経験があるだろう。
そういえば、昔、「レモンサワー」が「デモンズタワー」に聞こえた奴もいたらしい。もっとも、そいつはレモンサワーを知らなかったのかは定かではない。どう考えてもサワーのほうが一般的な単語である。謎だ。
そいつに聞いた話だが、彼はこの件をきっかけに実験したいネタをあとふたつ思いついたらしい。「カルベローナ」は「カルボナーラ」に、「ボロンゴビアンカ」は「ボンゴレビアンコ」に聞こえるだろうかと述べている。筆者の見解だと、後者はやや苦しい。パスタ屋で非ドラクエファンの店員に出くわしたら試してみよう。「ドラクエ耳」を持つルイーダの店員には通用するまい。

だいぶ脱線した。本線にもどろう。
英語耳をさらに読み進むと、「300回聞いても飽きない英語の歌を探せ。ゆっくり、はっきり歌ったものがいい」とのこと。
うーむ。ふだん洋楽聴かないから、こまった。しかし、思いつかないと冒険に出れない。
がんばった末、出てきたのは、FF8の「eyes on me」
そもそもこんな「ゲーム耳」の奴に、英語耳は獲得できるのか、大いに疑問になってきた。

悩みは深い。3DSか、3DSLLか。
持ち運ぶなら3DSのほうが軽い。と言っても、ゲーム機なんてふつう外に持ち出したりしないだろうからなあ。すれ違いもしないとなると。
などと申しておりますが、筆者は必要とあらば重くともPS2を持って数百キロ移動する人間でした。説得力がねえ。たぶん、重さなんて判断基準は優先順位が下位なんだ。
・・・・・
決められないので、ゲームがはじめられない。
と書いて、ドラクエ3を思い出した。むかし、新しくやろうとしたが、4人分の名前をうまく思いつかずにその日は冒険に出られなかったりしたっけ。それはそれで本末転倒であり、どうなのかとも思うが、カーソルの移動速度と「あ」からの近さにしか目が向いていない昨今から見ると健全に思える。

ゼルダの伝説の「神々のトライフォース」の続編が発売されるという発表があった。というのを、 にゅすけさんの日記、 まんさくさんの日記で知りました。
前作の発売はスーファミの発売と同時くらいだったはずなので、相当の昔ですが、僕がプレイしたのは数年前だったと思う。面白かった。ゼルダというゲームは、普通にクリアするだけで「成長するのはキャラクターでなくプレイヤー」という感覚を持たせてくれる。RTAとか変なことやらなくても。あと、非言語化された演出がヒントになることが多いのも好き。壁にぶつかると画面が震えることすらヒントになっている。プレイしたタイミングから、名作のもつ時代に依存しない価値がどの部分か認識できたのも楽しかった。

で、この発表を受けて、以前にゅすけさんの日記を読んでて面白そうだなーと思っていた ブレイブリーデフォルトをやろうかと思った。3DSを買う口実が2つに増えたからである。思い返すと、プレステのときも同じで、DQ7の発表→本体とFF8の購入、と動いた経験がある。
このタイミングで僕がハードを購入した場合、ここに書いたような要因はどこまでメーカー側の分析にかかるのだろうか。ゼルダの発表で、本体を買う動きまでは読まれそうだが、そこでブレイブリーデフォルトを買うのは網の目にかかるか。
こういう因果関係を人間が仮説を立てて追うのは限界があるから、最近流行のビッグデータとかでとりあえず突っ込んで処理させる潮流が勝つのかなあと思いました。ぜんぜん詳しくないですけど。有効な手の有効な理由を人間が理解できない潮流が来てると漠然と感じます。

最近観た映画を紹介。レンタルで家でみてます。テーマに一貫性が無いですが、強いて目的を挙げれば、感情の可動域の確認。感情の走り込み。

・マネーボール 
メジャーリーグを舞台にした実話。おとな向け。ビジネスライク。結構おもしろいと思う。 英語を見たいと思って選んだが、ぜんぜん聞き取れねー。あげく英語字幕でも内容が追えず、普通に日本語字幕で見る。なんだこの敗北感。

・モテキ 
日本映画。最近、Yahooニュースで仲里依紗という名前を見て、結構有名にもかかわらず知らないどころか苗字と名前の文字数配分が1対3だということにすら気づかず危機感を感じ、出てる作品を一度見ておこうと思った。どんな動機だ。
若者向け。テレビで毎週放送して3か月かかるドラマ合計10時間くらいの内容を、2時間に圧縮して見れた感覚。効率が良いかもしれない。もっとも、ドラマをちゃんと3か月、見通したのはいつが最後であっただろうか。

・博士の愛した数式
日本映画。誰にもオススメしない。数学の扱い方が教育よろしくないと思う。数学の非専門家の見解ですが。
この映画で出てくるオイラーの公式については中学生くらいで追えるよう書かれた本がいくつか出ているので、そういうのを読んだほうがいいと思う。個人的には和訳版のファインマン物理学第1巻22章「代数」には感動した。十数ページで独立して読める。物理も関係ない。
そういえば、つい最近googleがオイラー仕様になってましたね。なんたる偶然。

・秒速5センチメートル
アニメ。約1時間。幅広い年齢層にオススメ。どっちかというと、大人向けだと思う。
アニメは、アニメだというだけの理由で、いままでほとんど見なかったのですが、最近はPCの普及により絵の描き方が変わっただろうから、ジブリ以外で評判がよいのを見ておくかという動機。選考基準は短時間。
そんな動機で選んだが、これは見てよかった。映像がやたらキレイで、言語ではない手段で多くのことを表現している。
ストーリーに深く立ち入るのはここでは避けるが、人生において、子供のころは早く先に進みたくても外界からの規制により待たされ、いざ規制が解除されたときにはすでに間に合わないタイミングだったりするという、人生のスピード感が随所に表現されていた。雪と桜の舞う少年時代から始まり青年時代へと突入する。どこかで聞いたストーリー展開。そういや、うちのテレビではドラクエ5妖精界の雪のスピードは秒速5センチメートルのようだ。映画がゲーム化されたらRTAしよう。
ただ、この映画の主人公の境遇が僕に似ていたという事情があったので、感情が動かされたのかもしれない。東京方面から在来線で北に向かうと、押しボタンで電車のドア閉じるの確かに忘れるよなあとか、そういう細かいとこも。なので、万人にウケる映画なのかは僕には判断できない。

先週末のことになりますが、将棋電王戦に関しルールを誤解し、 ツイッター にて無駄に過激な発言をしていました。お恥ずかしい限りです。イリアスさんに指摘されて気付きました。ありがとうございます。


せっかくなので、「将棋電王戦」に関する私の注目点などを書いておきたいと思います。

立場と意図
私はドラクエのいちやり込みプレイヤーであり、将棋イベントの関係者ではありません。当たり前ですが。主にドラクエ関係者に向けて、今回のイベントへのひとつの見方を提示する意図です。ただ、もし将棋関係者の方がここを読んでくださっているなら、それはそれで非常にうれしいです。

何に注目していたか
コンピュータ対人間という新しい競技の枠組み、たとえるなら「箱」に注目していました。個々の対局結果や内容というのは「箱の中身」だと思っています。「中身」に注目するのは競技が整備されてからでも可能だと思います。今回は「箱」の存在意義や、中身が自由に動いても壊れない頑丈さのような性質に興味がありました。
このあたりの私の興味は、ドラクエの新しい競技に関して以前書いた リカバリータイムアタックに関する考察 あたりをお読みいただいた方には伝わっているかと思います。 羽生さんが出れば盛り上がる、とかじゃなくて、羽生さんが出なくても盛り上がる「箱」にするための改善点はあるのか、という観点です。 余談ですが、最近、私がテレビを見なくなったのも同じような話で、番組構成という「箱」ではなく、人気タレントを使うなど「中身」で視聴率を稼ごうとする傾向が強いように思い、魅力を感じなくなったからです。

ここまでの見え方
上記のような観点で第4局まで注目していましたが、「箱」に関しては私が勝手に期待し過ぎていたようです。考えてみれば、この形式の競技として初めてのイベントです。
「持将棋」のルールに関して、まさかコンピュータが判断能力を持たずプログラマが判断するなんてことがあるはずない、という先入観が私にはありました。 もちろんルールを確認せずツイッターで発言したのは軽率で私に非があります。
その一方で、実際にルールがそうなっていたと知って、「勝負として」見る価値が無いという感想はより強くなりました。ただこれは、私がイベントを「勝負として」見たいという勝手な期待を持っているから出た「箱」に対する感想で、最初から「コンピュータの近年の発展を見る」というような観点でイベントを見ていれば湧いてこないわけであり、勝手な思い込みの域を出ません。最初からルールをチェックしておくべきでした。
なお、「箱」に関しては、3/30の日記で「ひとり」の定義に関して書きました。
「中身」に対しての期待もあります。たとえば、第5局のGPS将棋に、ここまでの対局結果を入力する機能が搭載されていて「引き分け」を重視する評価で指さないだろうか、という期待。団体戦という観点を勝負として認識していれば面白い。人間側の三浦さんは「引き分け」と「負け」はほぼ等しいと認識した上で、この第5局に臨むはずなので。
いろいろと書きましたが、私はこのイベントを「将棋というゲームを題材にした、何かほかの新しい競技」と思っており、ルールに関しても、勝負としての感想も、その新しい競技としての観点です。
対戦RTAや、リカバリーTAが、RTAを題材にしたRTAとは別の競技であるのと似ています。

ここからの見方
以上のような経緯で「箱」に対する興味は薄れてきましたが、その反面、第4局までで「中身」の魅力を痛感しました。対局者も解説陣もタレント力がすごいと思います。テレビも見るべきか。
ともかく、第5局はおそらく普通に近い感覚で将棋を観戦したいと思います。三浦さん、がんばれ!

スマホを忘れて遠出してしまうが、ノートPCはあったので移動時間にレポートがひとつ読めた。
これについては、PS2版ドラクエ5日記にて。

金曜の日中、大阪で暇になりそう。通過する以外で大阪に行くのは初めての経験である。せっかくなので、できれば大阪がわかる行動をとりたいものだ。とりあえず、大坂城に攻め込めばいいのだろうか。
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そばとうどん。好き嫌いは人それぞれにあるだろうが、使い分ける明確な基準はないものだろうか。 そう思い、最近は、必ず両者ともに常備しておき様子を探っていた。 すると今日気付いた。みそ汁を作りながら、炭水化物も同時摂取したくなった場合、投げ込んでいいのは、うどんだ! そばにカーソルを合わせると「それを入れるなんてとんでもない!」
つまり、「みそ」との相性という点では、うどんがリードしている。煮込みうどんっぽくなる。守備範囲が広い。
ということで、今日はうどんに1票が入った。戦いは長い。

家を空けるので、野菜を片付けようと煮た結果がうどん。うどんといえば、関西。つまり予習?こじつけの流れ。


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