ドラクエ8RTA大会レポート 右弐 (2005年駒場祭)

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6.後半戦突入(ドルマゲス撃破〜神鳥の魂取得)

ゼシカが離脱したところから後半戦開始。・・・と勝手に呼んでいるだけですが(何?)。
まずリブルアーチへ向かう。ここではイベントをこなし、アイテムを回収。
錬金の関係上、移動距離はなるべくあとに回したいので、(力の指輪)(みかわしの服)など、このタイミングでの取得にメリットのあるものだけにとどめる。
北側から外に出て、(パワーベルト)(銀の髪飾り)(エルフの飲み薬)を回収しながらライドンの塔へ。
この3アイテムを回収してもトヘロス+忍び足でエンカウントは2回だったので、さほどロスにはなっていないと思われる。

ここで(豪傑の腕輪)の錬金を開始。
リブルアーチに到着時点で先に錬金した(命のブレスレット)が完成しており、そこからパワーベルト取得まで錬金釜をあそばせてしまったことになる。
そのため、(疾風のバンダナ)あたりを先に錬金しておきたいところであるが、ライドンの塔は移動距離が長く、塔内で錬金が完成してしまうと残りの移動距離が丸まる無駄になってしまう。
また、次の呪われしゼシカ戦ではヤンガスの攻撃力が重要になるため、なるべく早くに(豪傑の腕輪)がほしいと思い、この順序で錬金する結論となっていた。

ライドンの塔では、「同時落ち」は一度も成功せず。というか、狙って出すやりかたはよくわからない。偶然発動することはあるのだが。
(命の指輪)(ケイロンの弓)を回収し、ライドンと話してフラグを立て、リーザスへ。

実はリーザス像の塔で、扉のカギを開け忘れているのではないかという懸念があったのだが、ちゃんと開いており内心ほっとしていたのは秘密です。
ちなみに、ここはクラン・スピネルの取得方法が嫌らしく、
像を調べる→戻るとイベント発生→もう一度像の前を調べる
と、行動する必要があり、間違えやすい。
練習のときには取り忘れた経験があった。
しかしその印象のおかげで本番は注意していたので、ミスをせずに済む。
リーザス像の塔からリレミトしたところで、バウムレンの鈴を使い、船に乗り込んで海賊の洞窟へと向かう
おそらくこのタイミングでルーラ登録するのが最も近いと思う。

しかしこのあたりで、疲れが出てきたのか、細かいミスが2つほど出る。
塔を移動中に(豪傑の腕輪)が完成したので、次は(命のブレスレット)を作ろうと釜を開けるものの、素材の(金のブレスレット)はこのあと戻ったリブルアーチで取得することになっている。
このことを完全に忘れていた。結局、素材が見つからず、気付くまで10秒ほどロス。
また、(スキルの種)をククールに使うべきところを間違えて主人公に使ってしまった影響で、まだククールがバイキルトを覚えていない。
そのため、リブルアーチで(スキルの種)を購入することには決めていたのだが、ここで夜にする必要がある。
普通に海賊の洞窟に行ってからリブルアーチに戻ると夜直前の夕方になっているため、少し時間をつぶす必要がある。
ただ時間をつぶすのはもったいないので、この時間を利用してアスカンタ東の海岸にある(はやてのリング)を回収しようと思っていたのだが、なぜかこれを忘れ、普通に海賊の洞窟へと向かってしまった。
案の定、リブルアーチに戻ったときは夕方で、夜を待つのに30秒ほどぼーっと待つことになってしまった。
このあたりが、この日のプレイ中、最も頭が働かなくなっていた時間帯であった。

それを自覚していたので、ようやく手に入れた(スキルの種)は必要以上に慎重に使用し、ククールがバイキルト取得。
これでようやく計画通りに戻った。

その後もハワードとの会話で質問のタイミングがつかめず、微妙にロスしたりしながらも、呪われしゼシカ戦に突入。
呪われしゼシカ戦
 主人公 Lv31,HP320:デーモンスピア、うろこの鎧、鉄の盾、皮の帽子、インテリめがね
 ヤンガスLv30,HP306:山賊のオノ、くさりかたびら、うろこの盾、石のぼうし、豪傑の腕輪
 ククールLv30,HP266:テンペラーソード、シルバーメイル、騎士団の盾、なし、命のブレスレット、はやてのリング
所要10ターン、5分5秒

戦闘の詳しい模様はこちら→戦譜ページ/別窓で開く

ラリホーマに備えてククールはマホカンタを使い、主人公は(インテリめがね)を装備してライデインでシャドーを一掃、ヤンガスはバイキルト状態でかぶと割り、というのが基本。

ここでは(インテリめがね)がかなりの活躍で、これを装備しないとライデイン1撃ではシャドーを倒しきれないことが多い。
なお、昨日取得した(賢さの種)も念のため主人公に使用しておいたが、これに意味があったのかは定かではない(ぇ)。

序盤はかぶと割りの成功率が低く、またシャドー呼びが計4回あったため、撃破までは若干時間がかかってしまった。

なお、ここではラリホーマに備えて(目覚ましリング)を作ったほうがよいかとも考えたが、今回の戦力では必要ないと判断している。
ラリホーマの成功率はそんなに高くないこと、また(インテリめがね)を装備していないとライデインでのシャドー一掃が難しくなるのことが主な理由。
(目覚ましリング)を使うのであれば、(激辛チーズ)(こごえるチーズ)あたりも用意しなければうまく機能しないと思われ、これらを用意する時間とGの調達を考えれば割りに合わないというのが結論です。
せめて(目覚ましリング)がもう少し高値で売却できればきわどい判断になったと思うのだが。

その後、ゼシカが復帰して、一路オークニスへ。
このあたりで、にゅすけさんが観戦に見えられ、なんと僕の真後ろで観戦を始めたため、
これはぬるいことはできないと、いやがおうにも緊張感が高まる
また、この時期LFCさんは竜骨の迷宮でメタルキング狩りに突入。
さらにえぐちさんとの差も徐々に詰まってきており、
あからさまに一人だけ遅れているという構図が崩れてきていたため、モチベーションも上昇
最悪の状態からは脱しつつあった。

オークニスでは、(ドラゴンメイル)(アイアンヘッドギア)を購入。ここでは金策を兼ねて、この段階でヤンガスの(山賊のオノ)を売り払ってしまう。
次の戦闘はダースウルフェン戦であり、ここでは真空波を使うため素手にしたいからだ。
その後、グラッドの不在確認フラグを立て、薬草園の洞窟へ。
このあたりから、ダンジョンの構造把握が怪しくなってくるのだが、無駄に1本つららを落とした程度のロスでなんとか突破。

リレミト後は錬金釜を開けるヒマもなく、ダースウルフェン×8戦に強制突入。
ここで完成した(疾風のバンダナ)を取り出せないのは少し痛い。
ライデイン、真空波、バギマ、ベギラゴンで1ターン撃破できるのだが、素早さの関係が微妙で、何匹に先行行動されるかで時間が少し変わってくる。
ここでは2匹にしか行動されなかったため、戦闘をすぐに終えることができた。

その後はオークニスに戻ってまたフラグ立てをこなすが、ここで宿を使い夜にして、(キングアックス)を購入するのが僕の戦略。
(覇王のオノ)があるライドンの塔北の高台には行かないため、これがヤンガスの最終装備になる。
仮に(覇王のオノ)を取得するとしても、レティス戦、妖魔ゲモン戦という、後半の山となる2大ボス戦にかなり影響するので、購入が正解なのではないかと思う。
なお、ここでもまだダースウルフェン戦が残っているため、購入するが装備しない。

メディの家でのダースウルフェン戦も先ほどと同様戦術で1ターン撃破。
今度は主人公の(疾風のバンダナ)があったのだが、なぜかさっきより多い3回も行動されてしまう。さっきは運がよかったらしい。
余談だが、このあたりのイベントでは、戦闘やフラグ立て中断をはさむ1、2分程度の休憩が多く、面倒な印象があり個人的には好きではなかったりする。
ともあれ、プレーヤーとしては最後のカギが要るので、ここは我慢してイベントを進め最後のカギ取得することにした(←当たり前)。

ここのタイミングでパルミドの(力の盾)(ルーンスタッフ)、ゲルダの家の(はがねのムチ)を回収。
オークニスの宿で夜にしていた副作用で、パルミドで昼は通せんぼしているあらくれの邪魔を受けずに最短距離でアイテムを回収することができ、少し美しさを感じる。

その後、ルーラで海賊の洞窟へ。当たり前のように雑魚敵からは逃げながら進む。
(ボーンシールド)(サタンヘルム)という高価な売却アイテム、また(はりきりチーズ)錬金に使用する(岩塩)を回収し、
ダンジョン構造に微妙に迷いかけながらキャプテンクロウ戦へ。
キャプテンクロウ戦
 主人公 Lv32,HP332:デーモンスピア、ドラゴンメイル、鉄の盾、疾風のバンダナ
 ヤンガスLv31,HP322:キングアックス、くさりかたびら、ボーンシールド、石のぼうし、豪傑の腕輪
 ククールLv31,HP249:聖銀のレイピア、シルバーメイル、力の盾、なし、はやてのリング
 ゼシカ Lv29,HP206:鋼のムチ、魔法の法衣、ライトシールド、銀の髪飾り、命のブレスレット、世界樹の葉
所要9ターン、5分03秒

戦闘の詳しい模様はこちら→戦譜ページ/別窓で開く

レポートを書いていて気づいたが、ここではすでにオークニスの買い物、パルミド地方の回収をすませているので、装備が格段によくなっています。

戦術は、かぶと割りで守備力を落としたところを、バイキルトため状態のキャラでたたみかける、という定番戦術
また、ゼシカはキャプテンクロウがスーパーハイテンション(以下SHT)になる可能性のあるターンではぱふぱふを使う。
この戦闘では攻防一体の要となる技
SHTで攻撃されることよりも、ダメージカット効果と高確率で選択される凍てつく波動のほうが嫌なので、
実は「防」よりも「攻」に貢献する部分が大きい。


最初のぱふぱふが無効で、2ターン目に早くもSHTになられてしまったときは焦ったが、
1ターン目に念のため使っておいたピオリムのおかげで、3ターン目先行してぱふぱふを入れることに成功。
幸い凍てつく波動は来ず、以降順調にダメージを蓄積させた。
4ターン目、キャプテンクロウの2回行動が「うっとりしている」「ゼシカに見蕩れている」となり、観客の方々から思わず笑いが起こる
凍てつく波動が突発的にくるのが嫌だったため、あまりテンションをためずに攻撃していたが、キャプテンクロウに対しては1回ためるだけでダメージが2.5倍程度になるため、もっとテンションを有効活用したほうがよかったというのが反省点。

撃破後はゴルドにルーラし、(バウムレンの鈴)を使う前に(光の海図)使用。
このゲームには、「使うとウインドウが閉じてしまう」アイテムがいくつか存在する。
(バウムレンの鈴)はまあ当然かもしれないが、(聖水)(スキルの種)あたりが要注意で、ウインドウを閉じてしまう。
また、(トカゲのエキス)(光の海図)(暗黒大樹の葉)というフラグアイテムはウインドウは閉じないのもポイントです。
まとめてアイテムを使用する際には順序に気をつけたほうがよい場面が結構あります。

光の航路は力強く一発で通過。これはそんなに難しくないので、いかにインコースをつくかに神経を集中することになる。
ここで見ている方から「誰もコースアウトしませんね〜」と言われ、「ここは簡単ですよ」というやりとりがあったのですが、
実は数時間前の練習の時にコースアウトしていたのは秘密です

レティシアの大陸に到着した際は、時刻が昼過ぎあたりに自動調整されてしまう。
このままレティシア→レティスの影追い、と進めると、毒沼あたりまで追ったところで夜になってしまうという、残念な仕様。
というより、一泊させてミーティアを出現させるよう仕向けるという、製作者側の意図がうかがえる。
こういう細かいところに、ドラクエならではの作りこまれた質の高さを感じるのだが、
はっきり言ってRTAプレーヤーには迷惑以外の何者でもなかったりする。笑。

影を追いながら、(豪傑の腕輪)(マジカルメイス)を回収。
闇のレティシアで(疾風のレイピア)(炎の盾)2個を購入し、取得した(凍えるチーズ)を(はりきりチーズ)に錬金開始。
(はりきりチーズ)の配分は、ラプソーン1で1個、石像×4で1個、ラプソーン3で2個の計4個にしたかったので、滝の上でもらう3個を考慮すると1個作っておく必要があるからだ。
また、このあたりで(闇の衣)→(ファントムマスク)の錬金が完了しており、いよいよ装備が充実してくる。
・・・なお、闇のレティシア屋外にある10秒程度で取れる(スキルの種)はもちろんスルー。
ミスの影響で予定外に買っていたためいらなくなっていたわけだが、なんとももったいない話だ

長老から話を聞いてフラグを立て、いよいよレティスの止まり木へ。
ここは装備などの準備を間違うと負けもあるが、一連の準備行動はきちんとチャートにまとまっていたので安心。

いざレティス戦。
 主人公 Lv32,HP332:デーモンスピア、ドラゴンメイル、鉄の盾、疾風のバンダナ、豪傑の腕輪、世界樹の葉
 ヤンガスLv31,HP322:キングアックス、毛皮のポンチョ、炎の盾、石のぼうし、豪傑の腕輪、世界樹の葉
 ククールLv31,HP279:疾風のレイピア、シルバーメイル、力の盾、ファントムマスク、命のブレスレット
 ゼシカ Lv30,HP217:なし、みかわしの服、炎の盾、銀の髪飾り、命のブレスレット、世界樹の葉
所要10ターン、5分07秒

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攻撃手段は、主人公の雷光一閃突き、ヤンガスの大魔人斬りの会心ダメージ。
両者に豪傑の腕輪を装備させているので、合計で8,9発入れば倒せる。
回復は、ライデインに対してはベホマラー、打撃に対してはベホマを使えばよいので、主人公とククールの2人で十分間に合う。
問題は、打撃2発が同一キャラに命中して即死する場合ですが、ここで世界樹の葉が3枚もあるのでまず負けることはないです。
実戦では主人公の大防御も効果的に決まり、終始安定して10ターンで撃破。
ここでの会心成功率は以下のとおりで、普通といったところです。
雷光一閃突き 総数/成功/失敗 4/3/1
大魔人斬り 総数/成功/失敗 10/5/5

ここで先を走っていたえぐちさんがかなり不運な展開でレティス戦でリセットが相次ぎ計3回も(?)戦う流れとなっていた。
このため、レティス撃破がなんとほぼ同時
と、横のテレビに気をとられていると、レティスの「巣へ向かうか」という問いに「いいえ」と答えてしまい、あっという間に再び20秒ほど差がつく。・・・アホか。
ドラクエ8のコマンドのタイミングは何かうまくつかめず嫌いなのだが、その中でもレティスは最大級の曲者ともいえる独特なメッセージ送りのタイミングを持っており、間違えたときのロスも大きいので非常に苦手です。

神鳥の巣ではしのび走りを使用して進軍したところ、頂上まで2エンカウント。 もう少しエンカウントが多い印象があったのだが。
この途中で(悪魔のムチ)を回収。
ビデオを見たところ、この回収に35秒かかっているが、(バスターウイップ)があるとラプソーン1(ちび)、暗黒の魔人、ラプソーン3(ラスト)の3戦でそれぞれ確実に1ターンずつは縮められるため、闇の遺跡での(聖者の灰)の回収時間、錬金釜のコマンド所要時間を考慮に入れても絶対に取ったほうがよいと思う。

頂上についたところで念のためにククールのMPを(魔法の聖水)で回復しておき、ゲモン戦に突入。

妖魔ゲモン戦
 主人公 Lv32,HP332:デーモンスピア、ドラゴンメイル、鉄の盾、疾風のバンダナ、豪傑の腕輪、世界樹の葉
 ヤンガスLv31,HP322:キングアックス、毛皮のポンチョ、炎の盾、石のぼうし、豪傑の腕輪、世界樹の葉
 ククールLv31,HP279:疾風のレイピア、シルバーメイル、力の盾、ファントムマスク、命のブレスレット
 ゼシカ Lv30,HP217:はがねのムチ、みかわしの服、炎の盾、銀の髪飾り、命のブレスレット、世界樹の葉
所要8ターン、4分58秒

戦闘の詳しい模様はこちら→戦譜ページ/別窓で開く

戦術は、かぶと割りで守備力を落としたところを、バイキルトため状態のキャラでたたみかける、という定番戦術。
今回、実戦で取った行動が最善だったとは思わないが、致命的なミスもなく安定して撃破。
デスターキーのおたけび、ゲモンの痛恨がなかったことも安定した要因だろう。
最終ターン、かなりダメージが残っている状態で特攻をかけたところ、3人目まで攻撃したところでまだ倒せず焦ったが、最後のヤンガスの打撃で倒しきれてなかなか美しい仕上がり(当社比)となった。

僕の戦略ではこのレティス・ゲモン戦にザオリク・ベホマズンがないため、終盤のボス戦の中では運が悪いと苦戦を強いられる2戦となる。
とくに死者が続発し(世界樹の葉)を大量消費すると厳しくなる。
しかし、2戦をなんと消費0枚で抜けられ、この後のボス戦に貯金を残すことができた形となった。

2005.12.19 右弐 (ホームページ)
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