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旅立ちへの流れ NewYork旅行記・第1章 (2005.02.24作成) |
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| ■いざないの格安プラン |
そもそも、なぜ人は海外旅行という行動に及んでしまうのだろうか。
この問いに対する一般的な答えを与えるのは難しいが、僕の場合は至極単純な理由による。
それは、安いから。NewYorkまでHISの「初夢プラン」で往復3万円!
という報告を友人Aから2004年末に受け、今回のミッションがスタートした。
冷静に考えて、往復3万ってなんなの?
片道15000円で、15時間乗るわけだから、1時間あたり1000円。
ここでふと思う。15000円で15時間も乗っていられる乗り物って他にあるのだろうか? それに食事も出る。
JRの普通電車でも、1時間も乗ったら1000円はするだろう。
いつから飛行機って単位時間あたりで最も安い乗り物になったんだろうか?
単位距離あたりで考えるともっとすごいことになっていて、1kmあたり1円くらいだろう。
つまり、このNewYork旅行は、現代における最も安い旅行形態と言えるのではなかろうか?
・・・なんか論理の組み立て方がまちがっているような気もしなくはないが、とりあえずは無視する方向で。
僕にとっては、安い、ということは、単にお金の節約になるということにとどまらず、ある重要な意味を持つ。
それは、僕の性格上、高いお金を払ってしまうと、それによって行動が縛られてしまう恐れがあるということだ。
せっかく高いお金を払って来たのだから、元を取るために、あれもこれもやっとかなきゃ、という思考に陥り、自分の好きなように楽しむことができなくなってしまう恐れがある。
これに引き換え、安ければ、精神的に自由に楽しむことができるのだ。
そんな今回の旅行を象徴するのは、友人Aと話していたときに出てきた言葉。
「渋谷に行くのと同じ感じでいいんじゃないの?」
このフレーズが、今回の旅行の趣向を端的に表しているといえる。
・・・ちなみに友人Aは「それなら手ぶらでいく」とかなんとか述べていたが、同時多発テロ以降、空港で、旅行者のくせに荷物を持っていないと逆に怪しまれるということを知り、断念していた。
こうして、この「初夢プラン」なるものの予約が解禁になる2005年1月4日午前10時、
首都圏の某所にて友人Aと、このミッションの幕開けを迎えることとなる。
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