旅行記 −日光男体山 登山編−

執筆 : 右弐  /  作成 : 2011.08.18  /  最終更新 : 2011.08.18
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はじめに

このページは、筆者が2011年夏に日光男体山を登ったときの記録です。
筆者の日記の番外編です。

基本情報

● 山    :日光 男体山 2486m
● 登頂日  :2011.08.16 
● ルート  :登りは北からのルート(裏ルート)  下りは南ルート(表ルート)
● 所要時間 :登り 2:10  下り 2:10

パーティー戦力

全2名 ただし、下りは事情により別行動

・右弐  登山経験は遠足程度。能力値ふつう。腕力がやや強い。戦士系キャラ。
・友人A 登山経験多少あり。運動神経よし。武闘家系キャラ。「リュックはドイツ製に限る」が口癖。

※ 回復魔法の使えるキャラが見当たらない。バランスの悪いパーティーである。

装備品と消耗アイテム (攻略に関係あるもののみ)

E リュック (友人Aから借りる。ドイツ製らしい)
E 靴 スニーカー 普段ジョギングで使用しているもの。登山に不向きだった。後述
E 着替え用シャツ 3着 
E タオル 
E 日焼け止めスプレー 
  ポカリスエット500ml  塩分が多いスポーツドリンク  
  ポカリスエット500ml    〃
  ポカリスエット500ml    〃
  ポカリスエット900ml    〃       900mlは168円と相当割安 だが重いので多少飲みにくい
  ヘルシア緑茶350ml
  ヴィダーインゼリー エネルギーイン 1個
  昼食(おにぎりとサンドイッチ)

なお、以上12点で所持アイテムはいっぱいであり、これ以上は持てなかった。某ゲームと同じ仕様らしい。

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序章

どうして登ることになったのか。
思い出せないということは、たいした理由などなかったのだろう。そこに山があったということだ。
ともかく、気づいたら友人Aと登ることになっていた。
頂上からの景色、ならびに、「登った」という事実が目的だったので、北側からの裏ルートを選択することにした。
南から登る通常の表ルートよりも標高差は少ない。
紆余曲折を経て、駐車場に着いたのが10:00
出発である。さて登るぞ。誰もがそう思った。

そうかんたんには、登らせてくれない

駐車場に「男体山→」と書いた立て札がある。きちんと調べてから、道なりにすすむ。
砂利道の車道だ。まあ序盤はこんなもんだろう。楽だ。

・・・しかし、10分程度歩いたところで、異変に気づく。
どうも下っている気しかしないのだ。しかもまだ車も通れるくらいの道。

そういえば、さっき分岐路があったような・・・。早くも間違えたか。
戻ることにした。もしこっちが正解であったとして、再度来てもロスは知れたものだ。
一方、このまま進んで間違いであった場合は取り返しがつかない。
「傷はまだ浅い」という判断。無駄に降りた分、登るのが面倒だったが。

すると、気になっていた分岐路まで戻ってきた。
この分岐路は、道の真ん中にでかい石が4つも置いてあり、明らかに「こっち通行止めだかんね」と言わんばかりであった。
友人Aがこの点を指摘。
しかし右弐の判断は、「いや車両通行止めでしょこれ。まちがって進入しないように。だって乗り越えられるじゃんこれ」
これに友人Aがいたく納得してしまい、こちらのルートを進む。
こんどは登りだ。うん、こうでなくてはいかん。

しかし、この道も進んだところで行き止まり。これ以上進むとガケから転落する。
そこで手近に見える山肌を強引に上がるのではないかという仮説を立て、登ってみることに。
候補が2箇所あったので、ひとりずつ交代で挑む。
 「クライミングかジャンプだろ。ちゃんとマップアビリティを駆使しろよコラ」
 「いや、あれたしか町とかじゃないと装備できないから無理だ。テメー説明書読め」
などという意味不明な怒声が閑静な山並みにこだまする。
このポイントはなんとか登ったものの、その先に登山道などまったく見当たらず、どうもこれは「裏ルート」だとしてもありえないだろという判断に至る。

このへんで、すでに50分程度が経過。最初から1時間半無駄にしたらあきらめようといっていたので、残された時間はあと40分である。
さらに戻る。先ほどの分岐点に戻ると、もうひとつのルートを発見。
あきらかに土石流などが流れるラインに見えるが、案外これが登山道なのかもしれない。
・・・いや、絶対にないだろ。そう思いつつも、面白いので一応しらべてみることに。
もはや当初の目的など忘れているようである。

さいごのカギ うーむ。行き止まりか。あっちからくる落石とかを食い止めてくれるのだろう。
スキのない鉄格子である。
ただ、この形には見覚えがある。突破できる可能性はただひとつ。

右弐 「おい、おまえ(さいごのカギ)もってきてないか?」
友人A「あー、もってねぇなあ」
右弐 「そうか。なら無理だ。」

さらに戻る。
すると、ここでなぜか、原チャリに乗ったおっさんが通りかかる。
イベントの発生か。すかさず△ボタンを12連射に設定し、「はなす」を入力。

友人A「あの、このへんから男体山に登れるはずなんですけど、どこからいけばいいんですか?」
原チャ「ああ、(もう少し戻った方向を指差して)あっちに立て札があるよ」
友人A・右弐「なぬっ!」

たてふだ ということでさらに戻ってみる。

立て札があった。
・・・。
道中を急ぐあまり、付近を調べないのはダメだということだ。
にしても、本当に「裏ルート」っぽいなあ。

ここですでに11:10 
1時間10分を無駄にしたわけだが、予定の1時間半には間に合っている。
かくして、我々はやっと「やまのぼり」を開始するに至った。

右「いやあ、この試行錯誤はいい思い出になるだろうなあ」
A「いいかね右弐くん。それは我々の今後の行動次第だ。登れなければ意味がない」
右「ちげえねえ」
A「ともかく、このタイムロスで我々に許されるミスはあと1回だけという状況になったことを肝に銘じてくれたまえ」

にしても、まさかこんな山奥まで来て序盤のリセットやりなおしを強いられるとは思ってもみなかった。
山を甘くみてはいけない。

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登山

やまをのぼる

ここからは、普通の登山なので、書くことはほとんどない。この旅行記の執筆コンセプトはそういう方向である。
登り始めてみると、いかにも登山道だ。
ひたすら登る。木の根が入り組む上を進む感じである。
結構な角度でどんどん登っていく。

途中途中で見える景色もよくなってきて、だんだんテンションが上がってくる。
右「人間とはちっぽけな存在だなあ」
A「違うのだよ、右弐くん。山が偉大なのだ」
 「われら人間ごときの侵入を許す偉大なる山の神々よ、感謝もうしあげる」
などという、ジブリアニメの主人公が叫びそうなセリフをわめきながら進む。こいつら大丈夫かよ。

がけ 途中、下山する人々とすれ違うようになってくると、さすがに黙ったが。
どうも、ほかの登山客は、「鈴」をチャリチャリ鳴らしながら出現する。必須アイテムなのか?

我々も対抗して、スマートフォンでミンサガの音楽を鳴らし始めてみる(謎

登っている途中、「四合目」と「七合目」が発見できず。休憩したのは「二合目」「五合目」「八合目」の3回か。
「八合目」付近からは、周囲の樹木も低くなり、視界が開けるところも多く、風通もよくなり非常に壮快な気分に。

そして、景色を見つつ、思う。
これ、最初に登ったやつは、本当にここに神様とか住んでいると思うだろうなあと。

山頂

気づいたら山頂。
到着は、13:20  2時間10分かかったようだ。・・・序盤リセットの時間を除くと。
事前に情報を調べたのと比較すると、やはり裏ルートの方が近いようだ。
頂上まできて、はじめて南側の景色が見えた。
眼下に見下ろす中禅寺湖と、戦場ヶ原のはじっこ。そして眼下に流れる雲がその景色をさえぎったりする。

天空の風景 まさに絶景。
奥日光は観光地で、それぞれの観光スポットが存在する。
しかし、それらスポットを1000m以上も上空から見下ろすほうが、はるかにすばらしい観光になると思った。

おにぎりと、サンドイッチを食べて、着替えて下山する。出発は 14:00 である。

ここで、友人Aと話し合い。
筆者は南からの表ルートで下山し、友人Aには、来た裏ルートから下山してもらい車をまわしてもらう、ということで決まった。
1日で2ルートとも見られるのはありがたい。友人Aに感謝する。
Aいわく、「車2台でくるべきだった」 たしかにそのほうが効率的だった。
別ルートから登頂して、山頂でキー交換をして、入れ替わりで降りるというプラン。
にしても、一緒に行動することが全く前提となっていない殺伐とした思考回路が心地よい。さすが友人Aである。

やまをおりる

別行動なので、特に会話するでもなくひたすら降りる。
下山時はもう山に霧がかかっており、景色はほとんど楽しめなかった。

下山は腕力が有効に使えると思った。
段差がある岩から降りる場合など、いったん両腕をついて、その間に足を通しておりる、いわゆる跳び箱の「閉脚とび」みたいな形を使うと結構早く進むことができる。登山としては間違っている気もするのでおススメはしない。
下りのほうが全身の筋肉と反射神経が要求されると痛感する。油断は禁物である。

また、靴が重要なのは、下山のときだ。
登りではほとんど気にならなかったが、底が薄い(やわらかい)と、岩などの突き上げがもろに足の裏に伝わり、余計なダメージが残る。
さらに、当たり前だが下りのほうが滑りやすい。結局、3回も転んでしまった。

下りながら思ったが、やはりこの南側のルート(表ルート)の方が、1合の間隔が長い。
最後まで降りてみても、やっぱりこっちのルートのほうが遠いなあと思った。
というのも、裏から下りた友人Aは、筆者が下山した段階で、車をこっちにまわしていたからである。

下山が完了して、二荒山神社の裏手に着いたのが、16:10 
登りと同じく、下りも2:10の所要時間だった。

下ってから、再度山を見上げると、よくこんな山を人間が自力で登ったり下りたりできるなあ、と何故か感心する。
人間も捨てたもんじゃないなあ。
もっとも、山の偉大さに比べればちっぽけなものらしいですが。友人A曰く。

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おわりに

反省

準備が足りないという点は大いに反省すべきでした。
このページに書いたような「ネタ」性を求めて山に入ることは危険なので絶対にやめてほしいと思います。
今回は軽装なぶん、「1時間半までに登山が軌道に乗らなかったら躊躇なく戻る」など含め、判断基準をかなり安全におくことで、致命的な危険は回避するつもりでした。

所持品としての反省点は、
● 登山向きの靴  下山のために、底の厚い靴を用意すべきだった
● (虫よけスプレー) なくても大丈夫だったが、ハチが山頂で出た
● (くまよけのすず) 下山してから知りましたが、最近、熊の親子が出現したとか。それでみんな鈴をつけていた。
● (メダルがたチョコ)などの甘いもの 登ってから買っていないことに気づいた。

感想

ほとんど思いつきと、勢いで登った形です。
ただ、そういう勢いでもない限り、山に登る必要性はたぶん筆者には生じないのも確かなので、「おもいついたからやってみる」という形でチャンスを生かせて良かったと思います。

学校の遠足など、所属した集団の流れにつきあって登ることはこれまでにもありましたが、自分の意思で山を登るというのは、考えてみるとこれがはじめてでした。

最近気づきましたが、どうやら筆者は定期的に体力を限界まで使ってみたい衝動にかられる性格のようです。
体力をつけたいというより、自分が危機に瀕したときにどこまでやれるのかを把握しておきたいのだと自己分析しています。
地震を経てから、より顕著になりました。
ということで、またいつか、どこかを登ることがあるかもしれません。
山の中で「マップアビリティ」という単語が聞こえたら、たぶんそれは私です(笑)
  2011.08.18 右弐

参考サイト

○ 自然を歩く トレッキングとスノーシュー > 男体山のページ (y.hattori 様)
○ dqmaniac's Homepage > トレッキングオフ弐:日光男体山 (dqmaniac 様)
事前の調査に利用させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。


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